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次世代のインプラント

審美歯科の専門医は、審美のための勉強をしていますから、ある基準に基づいて治療を行っているのです。「美の基準」とされる代表的なものをいくつか紹介しましょう。
ゴールデン・プロポーション(黄金比率)
いわゆる黄金比率は、名画『モナリザの微笑』を描いたレオナルド・ダ・ビンチらが多くの人の顔を計測し、理想的なバランスを分析したものだといわれます。その比率は、1.6対1の割合だそうです。
この比率は、人、自然、動物界でも最も調和の取れた美しさだといわれます。この比率を応用すると、歯の場合、中切歯・側近歯・犬歯の割合が1.6、10.6の大きさが理想的なバランスだといわれます。
エステティックライン
エステティックラインとは、矯正歯科医ロバート・リケッツが1954年に提唱した美の基準です。
顔を横から見たとき、鼻の先端とアゴを結んだ線をいいます。
美しいといわれる理想の横顔は、このライン(Eラインといいます)上か、やや内側にあるそうです。歯ならびやかみ合わせが悪いと、このEラインをすぐに壊すことになります。

たとえば、出っ歯の場合、上唇がラインから大きく外にはみ出します。また、受け口の場合は下唇や下アゴが前に突き出る形となります。
歯は横顔の美しさを奪い取ってしまうわけです。
鼻上唇角
鼻上唇角とは、鼻の下を基準にして、鼻頭までのラインと上唇のラインの角度をいい、日本人の平均角度は90〜110度です。
これより小さいと上アゴの突出型(いわゆる出っ歯)、小さいと上アゴの位置が後退していると判断されます。
リップライン
笑ったときの上唇のラインをいいます。
一般に若い人ほど中心から口角に上がるカーブが大きく、年をとるほど小さくなります。リップラインは、歯しか見えないロー・リップライン、歯間乳頭頂部(歯と歯の間の三角形の歯グキ)がわずかに見えるミドル・リップライン、歯グキが露出するハイ・リップラインの3つに分かれます。
一番美しいのは、ミドル・リップラインです。
スマイルライン
スマイルラインは別名「笑線」とも呼ばれます。
上の歯の縁のラインのことで、これが下唇のカーブに沿うか、並行しているのが美しいとされています。このように、美しさの一般的な基準はあります。
しかしながら、すべての人が基準にあてはまるとは限りません。それぞれ個性がありますから、基準に基づいてこうすれば絶対にきれいになるというものでもありません。
あくまでも個性を大事にしながら、歯ならびや歯の形、大きさを整えるのが審美的治療だといえます。しかし、表面的な美しさだけではなく、歯の機能やかみ合わせなどがよくなることも治療の大きな目的です。
さらに、その人が抱いてきたコンプレックスを取り除くという、精神的治療の側面も持っています。歯をきれいにするということは、表面的な美しさをつくりだす裏に、その美しさを支える心と体のケアまで考えながら治療することを意味します。
歯はあなたが生きていくうえで大切にしなければならない側面をいろいろと含んだ一つのシンボルだともいえます。食べる、飲む、しゃべる、表情をつくる、笑顔をつくる、歌う、キスをする等々、人のすべての行為は口なしにはできないようになっています。
だから、いつも口もとは人前にさらされているわけです。人の体の中で、これほどシンボリックな部分もないでしょう。

審美歯科は、そういう人間の大事な部分を扱うところだといえるのです。ぜひ、あなたも審美歯科治療を受けて、積極的に、前向きな人生を歩んでください。

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